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DIE WITH ZERO【感想#1】

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DIE WITH ZEROの感想を2記事に分けて投稿しています。

本書は死とお金をテーマに「人生の過ごし方」を考えさせてくれます。

どんな本?

「お金を大事にしている人」にこそ刺さる本です。

私は節約好きで無駄なお金は極力使いたくありません。

服はUNIQLOで揃え、主な移動手段は徒歩と自転車です。

お金は「将来のために貯めるのが正義」と考えていました。

節約好きな人は私を含めて損をしたくない気持ちが強く、

お金を使うことへ抵抗感があるのではないでしょうか。

そんな人にこそオススメの本です!

本書は死ぬまでにお金を使い切る大切さを説いており、

新しい価値観に触れることができます。

読了後には、「節約のしすぎは人生において損をする」という考えに共感できました。

どうして損をするかというと、本のタイトルのとおり

「死ぬときの持ち金をゼロにすべき」だからです。

具体的に感想を交えて紹介していきます。

感想

なぜ「節約のしすぎは人生において損をする」のか。

ポイントを3つに分けて紹介します。

1.アリとキリギリス

アリとキリギリスのイメージ画像

皆さんもご存知の童話です。

こんな風に教えられませんでしたか?

「キリギリスはサボってたから冬に苦しんだんだよー」

「アリのように真面目に働くと、幸せに生きられるよー」

多くの人がアリの生き様が正しいと信じ、

社会に出てから真面目にコツコツ働きます。

本書では、そんなアリはいつ楽しむのかと問題提起しています。

メガネカピバラ

いや、そうは言っても将来のお金は必要だよ!?

完全にキリギリスになれと言っているのではなく、

アリを美化して、楽しむことを疎かにしていないかということです。

多くの人は老後に資産が最大となるというデータがあります。

年老いてから有意義なお金の使い方をできるでしょうか。

2.お金の価値は減っていく

価値が減ることのイメージ画像

人は年を重ねると、身体が弱っていきます。

身体が弱ると、お金の使いどころが減ってしまいます。

つまり、お金の価値が減っているのと同義ではないでしょうか。

具体的な例をあげると、

  • 20代で海外旅行に100万使う
  • 80代で海外旅行に100万使う

同じ海外旅行なのに20代のほうが価値を感じませんか。

20代は旅行先で何をするか、様々な選択肢から検討できます。

80代は宿で過ごす時間が大半となり、選択肢が限られるでしょう。

楽しめるうちに楽しんでおく

これがキリギリスの正しさです。

メガネカピバラ

私の人生でも20代での海外一人旅は最高の思い出になっています。

ここまでで、お金の価値が減る理屈に納得できたのではないでしょうか。

3.お金の使いどころ

若いうちにお金を使うべき理屈はわかった。

けど、何にお金を使えばいいの?

そんな疑問も本書は解決してくれます。

お金で「経験」「時間」を買うのです。

経験について

経験は思い出になり、思い出は人生の財産です。

その証拠に、思い出を1つ思い起こしてみてください。

例えば

  • 仲良しグループでの旅行
  • 遠征でのスポーツ・ライブ観戦
  • 高級レストランでの食事 など

楽しかった、幸せを感じた、そんな気持ちがよみがえりませんか?

年老いて新たな経験ができなくなった時、

今までの思い出を振り返りながら生きていくことになります。

ガラパゴス諸島のアシカの画像
私がガラパゴス諸島に一人旅した時の写真です。
ベンチでアシカがお昼寝してます。
この写真1枚でも旅の素敵な思い出がよみがえってきます!
メガネカピバラ

経験を買って、写真やビデオで思い出に残すのがオススメ!

時間について

よく言われることですが、

どんな大富豪でも20代に戻る権利は買えません。

身体が元気なうちの時間はお金で測れないほどの価値があります。

なので、時間を節約できるものは買うべきなのです。

例えば

  • 家事代行サービス
  • お掃除ロボット
  • タクシー移動 など

よりよく生きるためには、新たな経験を増やせるように時間を買うべきです。

メガネカピバラ

でも、どんな経験をしたいか思いつかない。。

そんなことも本書は解決してくれるんです!

(深夜の通販みたいでごめんなさいw)

長くなりましたので本記事はここまで。

続きは次回の記事で紹介します。

DIE WITH ZERO【感想#2】 前回の記事で、『年老いる前に、お金で「経験」と「時間」を買うことの大切さ』を紹介しました。 https://meganecapy...

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