- 大阪市の運動施設(体育館やテニスコートなど)を利用したい!
- 調べてみたけど、オーパスについてよくわからない!
- 申請方法がむずかしい!
そんな人に向けて、オーパス登録の手続きから施設利用までを、わかりやすく解説していきます。
概要
まず、オーパスとは大阪市の運動施設を予約できるシステムのことです。
オーパスを利用するには、オーパスへの登録(申請書を大阪市へ提出)が必要になります。
登録後、オーパスから施設予約がおこなえるようになります。
オーパス登録
オーパス登録に必要な期間は約2週間で、手続きは次の6ステップです。
- オーパス登録の条件確認
- 利用者登録申請書の入手・記入
- 金融機関での確認印
- スポーツセンターでの確認印
- 申請書の郵送
- オーパスカードの取得
施設利用
次に、施設利用するまでの手順とスケジュールです。
利用希望日の2ヶ月前から抽選申込が必要となります。
(例:利用希望日を10月15日とした時のスケジュール)
- 抽選申込:8月1日〜10日
- 抽選結果:8月13日
- 利用申請:8月13日〜22日まで
- 打合せ:利用申請後、10日以内
- 利用日:10月15日
オーパス登録手続き
オーパス登録の手続きについて、記載例や画像サンプルを用いて解説していきます。
オーパス登録の条件確認
まずは、オーパス登録の条件を満たしているか事前確認しましょう。
次の2つを満たしている必要があります。
- 大阪市内に在住・在勤・在学している
- 銀行口座をもっている
オーパス対応の銀行口座は次のとおりです。
これ以外の銀行口座では、オーパス登録はできません。
- 三菱UFJ銀行
- りそな銀行
- みずほ銀行
- 三井住友銀行
- 関西みらい銀行
- 大阪シティ信用金庫
- 大阪信用金庫
- 北おおさか信用金庫
- 近畿労働金庫
- 近畿産業信用組合
利用者登録申請書の入手・記入
利用者登録申請書を入手し、必要事項を記入します。
紙で記入する場合
申請書は、次の施設の受付窓口で入手できます。
- 区役所
- スポーツセンター(各区の体育館) など
自宅にプリンターがあれば、次のリンクからPDFファイルを印刷してもOKです。
Excelで入力する場合
次のリンクからExcelファイルをダウンロードできます。
必要事項を入力して、プリンターで出力しましょう。
ちなみに、データでの申請はできません。
記入サンプル
赤字部分について、もれなく記載してください。
画像の記入サンプルはExcelで入力していますが、紙の場合も同じように記載すればOKです。
1枚目(大阪市提出用)
金融機関コード、支店コードは通帳に記載されています。
もしくは、金融機関コードの検索サイトを活用して確認してください。
2枚目(金融機関提出用)
金融機関届出印は、申請書の記入後に銀行の窓口で押してもらうので現時点では空欄でOKです。
3枚目(本人控え用)
本人控えの用紙は、金融機関届出印と証明写真の貼り付け不要です。
金融機関での確認印
利用者登録申請書の記入が完了したら、金融機関の窓口で申請書に押印をしてもらいます。
銀行の営業時間(平日の9時〜15時)に窓口まで行きましょう。
- 利用登録申請書
- 本人確認書類(免許証など)
- 通帳、キャッシュカード
- 届出印
押印してもらうのは利用登録申請書1枚目の画像の部分(黄色に色付け)です。
利用登録申請書2枚目は金融機関に提出となります。
スポーツセンターでの確認印
次に各区スポーツセンターなどの窓口で申請書に押印をしてもらいます。
- 利用登録申請書
- 本人確認書類(免許証など)
- 在籍・在学が確認できる書類(社員証、在籍証明書、学生証など)
※市内在住で申請の場合は不要
次の窓口一覧に掲載されている施設であれば、対応してもらえます。
施設により休館日が異なるのでご注意ください。
押印してもらうのは、利用登録申請書1枚目の画像の部分(オレンジに色付け)です。
申請書の郵送
押印が完了したら、次の送付先へ申請書を郵送します。
〒546-0034
大阪市東住吉区長居公園1番1号
ヤンマースタジアム長居内 大阪市スポーツ総合情報センター
郵送する書類は次のとおりです。
- 利用登録申請書(1枚目のみ)
※3枚目は手元で保管 - 本人確認書類の写し(免許証など)
- 在籍・在学が確認できる書類の写し(社員証、在籍証明書、学生証など)
※市内在住で申請の場合は不要
オーパスカードの取得
申請書の郵送後、約2週間で以下の3点が申請書に記入した住所へ送られてきます。
- オーパスカード
- 利用者登録内容通知書
- システム利用のてびき
おつかれさまです、これでオーパスを利用する準備が整いました。
利用者登録内容通知書のログイン情報より、オーパスにログインできます。
オーパス利用方法
施設利用の方法について、オーパスシステムの操作手順を画像付きで解説していきます。
施設の利用方法は、次の2つがありますが、基本的に「抽選に応募して施設を予約する」がメインの申込方法になります。
なぜなら、休日・祝日は予約が埋まっており、空きがでていることはほぼないからです。
- 抽選に応募して施設を予約する
※利用日2ヶ月前の抽選に当選すれば、予約可能 - 空きを見つけて施設を予約する
※随時、予約可能
よって、以降は抽選申込の手順について解説していきます。
抽選申込の手順
まずは、抽選のスケジュールについて把握しましょう。
利用希望日を10月15日とした場合、利用までのスケジュールは次のようになります。
- 抽選申込:8月1日〜10日
- 抽選結果:8月13日
- 利用申請:8月13日〜22日まで
- 打合せ:利用申請後、10日以内
- 利用日:10月15日
利用希望日の2ヶ月前から行動する必要があります。
各手順について、詳しく解説していきます。
抽選申込
コートの利用抽選の申込は、毎月1日〜10日の間に行う必要があります。
2ヶ月先の利用希望日をオーパスのシステムから申込みます。
オーパス操作手順
①オーパスのシステムにログイン
※初回ログインは、郵送された「利用者登録内容通知書」に記載されている利用者番号、パスワードを入力してログインします。
②ログイン後、「抽選申込」を選択。
③利用競技を選択。
④利用施設を選択。
⑤希望日時を選択。
⑥申込内容確定を選択。
抽選申込が完了したら、13日まで待ちましょう。
抽選結果
抽選結果は、毎月13日に発表されます。
抽選結果の確認方法は次の2つです。
- オーパスにログイン
- メール通知(事前にメールアドレスを登録が必要)
当選した場合は、22日までにオーパスから利用確定をおこないます。
オーパス操作手順
①ログイン後、「抽選照会確定」を選択。
②当選結果を確認して、「利用確定」を選択
利用確定の完了後は、忘れないうちに打合せをおこないましょう。
打合せについて
利用確定の完了後は、施設に電話して打合せ(利用者名、利用者番号、利用日時の確認)をおこないます。
「オーパスの打合せで電話しました」と伝えるとスムーズです。
電話番号は以下の窓口一覧から確認できます。
利用当日の流れ
利用当日は、利用開始時間までに受付をおこないます。
施設の受付で「オーパス利用です」と伝えて、オーパスカードを提示します。
施設利用に関する説明があるので、ルールを守って利用しましょう。
本人が来れなくなった場合は、「利用日当日の本人確認の運用について」を参照ください。
抽選に当選しない場合
抽選に当選せず、施設利用ができない。
そんな時は、次の2つを試してみましょう。
- 抽選申込の制限まで申し込む
- 抽選倍率を確認する
抽選申込の制限まで申し込む
抽選申込の制限は、1日に2件、月で20件までです。
数撃ちゃ当たる戦法で、上限まで申込みましょう。
抽選倍率を確認する
次の手順で抽選倍率を確認して、当選しやすい施設を探してみましょう。
オーパス操作手順
①オーパスのログイン前画面から「当選確率のご案内」を選択。
②施設を選択して結果表示。
人気のある西スポーツセンターは、当選確率が1%を切っている日もあります。
初回ログイン後に設定すべきこと
今後のオーパス利用に役立つ事前に設定すべきことを紹介します。
ログイン後のメニューから「利用者設定変更」を選択して、以下の設定をおこなっておきましょう。
パスワード変更
オーパスの利用時は毎回パスワードの入力が必要になります。
初期パスワードから忘れにくいパスワードに変更しておきましょう。
オーパス操作手順
①「ログイン用パスワードを変更する」を選択。
②入力フォームに各パスワードを入力して、「変更確定」を選択。
メールアドレス登録
メールアドレスの登録をしておくと、コートの抽選結果や打ち合わせについて通知メールが届くようになります。
ログインせずとも、各内容を確認できるようになるので設定しておくことをおすすめします。
オーパス操作手順
①「通知用メールアドレスを変更する」を選択。
②入力フォームにメールアドレスを入力して、「変更確定」を選択。
③ひとつ前の画面に戻り、「各種通知メールの受け取る種類を変更する」を選択。
④全項目にチェックを入れて、「変更確定」を選択。
さいごに
オーパスの登録から利用方法までの手順について、解説させていただきました。
もし、わかりにくい箇所があれば修正しますので、お気軽にコメントいただけると嬉しいです。
オーパスの有効期限は3年間なので、更新が必要となります。
更新の手続きについても記事にまとめていますので、参考にしてみてください。
本記事が、みなさんのお役に立つことができたなら嬉しい限りです。
さいごまで読んでくださり、ありがとうございました。