初心者だけど、釣りをやってみたい!
そんな人におすすめなのが千早川マス釣り場です。
自然の川を利用した釣り堀で、おてがるに釣りが楽しめます。
- 初心者でも簡単に釣れる(魚の放流タイムあり)
- 手ぶらでOK(釣り竿等はすべてレンタル可)
- 釣った魚を調理、捌いてもらえる
初心者でも不安なく楽しめるように、アクセスや料金、釣る時のコツなどを含めて、詳しく紹介していきます。
「千早川マス釣り場」の基本情報
はじめに、営業時間や住所について紹介します。
「千早川マス釣り場」へのアクセス
「千早川マス釣り場」は、大阪、奈良、和歌山の県境の千早赤阪村にあります。
アクセスは、「車」か「公共交通機関(電車とバスの乗り継ぎ)」の2択です。
「千早川マス釣り場」まで車でアクセスする場合
大阪市内から車で約1時間30分の距離です。
駐車場は、「千早川マス釣り場」にある無料利用できるものがあります。
右手(川側)に駐車場の案内がでているので、見逃さないようにしましょう。
道路沿いの駐車スペースもあります。
頂上の駐車場は、金剛山の登山者向けのものです。
間違わないよう気をつけましょう。
「千早川マス釣り場」まで電車とバスでアクセスする場合
電車とバスの場合は、大阪市内から約2時間です。
以下の2ルートがあります。
- 電車:近鉄河内長野線 「富田林」駅下車
- バス:金剛バス ロープウェイ行き 「マス釣り場前」下車
- 電車:南海高野線 「河内長野」駅下車
- バス:南海バスロープウェイ行き 「マス釣り場前」下車
山道のため、乗り物酔いしやすい人は「酔い止め」を服用することをおすすめします。
「千早川マス釣り場」の利用料金
1日楽しむ場合は、6,000円/人程度です。
ちなみに、レンタル品やエサはシェアして使えるので、複数人で来ると少しお得になります。
各料金について、詳しく解説していきます。
釣り堀の利用料金について
まずは、釣り方について決めましょう。
「目方釣り」と「釣り取り」のどちらかを選びます。
それぞれの釣り方で料金(釣り堀の利用料)が異なってきます。
目方釣り | 釣り取り | |
---|---|---|
料金 | 釣った数によって変動(300円/匹) | 3,000円(半日)、3,900円(1日) |
時間 | 短時間(30分程度)向け | 長時間(半日・1日)向け |
対象 | 子ども(小学生未満)向け | 子ども(小学生以上)、大人向け |
釣った魚 | すべて買い取り | 無料 |
「釣り取り」1日コースの場合、10匹程度は釣れます。
長く楽しみたいなら、「釣り取り1日(3,900円)」がおすすめです。
他にも、団体釣り、ルアー・フライ釣りのコースもあるので、興味があれば「千早川マス釣り場公式サイト」からご確認ください。
レンタル品等の料金について
釣りに必要なものはすべて用意されているので、手ぶらで行っても問題ありません。
レンタル用の竿などは初心者でも簡単に扱えるものでした。
釣りに必要となる竿やエサの値段は、次のとおりで計1,000円程度です。
- 竿:400円
- エサ(いくら):400円
- びく(釣った魚を入れる袋):300円
- ペンチ(針抜き用):300円
釣った魚を持ち帰りたい場合も、必要なものは現地で調達できます。
氷:300円
発泡スチロール箱:450円
昼食の料金について
釣った魚を調理(塩焼き、唐揚げ)してもらう場合は、700円程度です。
(140円/gで調理してもらえます。)
食堂の定食メニューは、870円〜で注文することができます。
ちなみに、昼食の持ち込み可能ですのでお好みに合わせて検討しましょう。
持ちもの
手ぶらでもOKなのですが、快適に釣りを楽しむためには、次のものを持っていくことをおすすめします。
- 帽子
- 上着
- 軍手
- 捨ててもいいタオル
- ウェットティッシュ
- 現金(クレジットカードの支払い不可)
- 酔い止め(必要であれば)
釣り場は、日陰がないので日焼け対策として帽子があったほうがいいです。
(竿を持つため、日傘はNG)
冬場は市内と比べて−5℃くらい冷えます。上着やネックウォーマーなど体温調節できるように用意しておきましょう。
軍手やタオルは魚を掴んだり、魚が飲み込んだ針を外す時にあると便利です。
「千早川マス釣り場」で実際に釣りをしてみた
「千早川マス釣り場」に到着してから帰るまでの流れをまとめました。
1.受付(10時30分〜)
10時30分に受付へ到着し、以下のものを購入(レンタル)しました。
- 釣り取り(1日)
- 竿
- びく
- エサ(いくら)
支払いは現金、QRコード決済で可能(クレジットカード不可)です。
ただし、山の中なのでキャリアによっては電波が入らず、QRコード決済ができません。ご注意ください。
2.釣り開始(10時45分〜)
まずは、釣り場所を決めます。
写真のようにいくつか区画があります。
上流、下流どちらでも釣れるので、空いてそうな区画を選べばOKです。
次に、「びく(釣った魚を入れる袋)」を吊るします。
区画の縁に「びく」を引っ掛ける釘があります。
ちなみに、これが「びく」です。
あとは、針先にエサをつけて竿をなげるだけです。
エサのいくらは、針が見えなくなるように2〜3個つけるとよく釣れます。
いくらが白く変色したら、ケチらずすぐに付替えましょう。
魚の前にエサを垂らして待つこと10分で初ヒット!
無事に釣り上げることができました。
しばらくすると、放流時間になりました。
1時間に1回程度、係員さんが各区画に魚を放流してくれます。
放流後はチャンスタイム!
竿を垂らすと、魚がすぐに喰い付きます。
ちなみに、当日の放流時間は次のとおりでした。
(日によって変わる可能性があります。)
- 11時
- 13時
- 14時
- 14時30分
3.お昼休憩(12時30分〜)
12時30分ごろにいったん切り上げて、食堂へ。
受付で食券を購入できます。
うどん、おにぎり、ビールなど豊富なメニューが並んでいます。
今回は午前中に釣った魚12匹を「塩焼き」と「唐揚げ」にしてもらいました。
料金は140円/gで「2,000円程度」でした。
唐揚げは、頭から尻尾までカリカリ!
塩焼きは、あっさりして身はふんわり!
どちらもめちゃくちゃ美味しかったです!
女性は3匹、男性は5匹程度ペロッと食べれます。
食堂が混み合う時間(12時〜13時)は、調理に1時間程度かかります。
時間をずらして利用するのがおすすめです。
4.釣り再開(13時45分〜)
13時45分から釣りを再開し、15時までで23匹を釣り上げました。
1日で学んだコツは、魚の見える位置にエサを落とすです。
エサを落としたあとは、竿をあまり動かさずに待ちましょう。
5.帰宅(15時〜)
釣った魚は、受付で「腹出し(魚を開いて内蔵をとる)」してもらってから、持って帰りました。
所要時間は約20分で、料金は42円/gで「1000円程度(23匹分)」でした。
腹出し用のスペースも完備されているので、自分で捌けるという人はこちらをご利用ください。
「千早川マス釣り場」利用時の注意点
実際に「千早川マス釣り場」で1日遊んだ経験から、2つの注意点をお伝えします。
- 魚の匂い
- 釣り堀に柵がない
注意点① 魚の匂いについて
しっかりお魚の匂いが洋服に染み付きます。笑
当日は、お気に入りの服やカバンの使用は避けましょう。
また、魚を持ち帰る予定だけど、車に生臭い匂いが残ってしまいそう。
と、気になる場合は、ジップロックと消臭機能付きクーラーボックスを用意しましょう。
実際にこちらのものを使用して車で魚を持ち帰りましたが、匂いはまったく気になりませんでした。
注意点② 釣り堀に柵がない
子どもや荷物が釣り堀に落ちてしまう危険性があります。
実際に子どもが足を滑らせて、釣り堀に落ちてしまった現場を目撃しました。
無事に救助されたのですが、子どもを連れて行く場合は目を離さないように気をつけてください。
「千早川マス釣り場」のまとめ
これまで紹介した内容をまとめると、次のとおりです。
- 千早川マス釣り場は、初心者でも楽しめる釣り堀
- 手ぶらで利用OK
- 1日遊ぶ場合は、6,000円/人
- 針が見えなくなるようにエサをつける
- 魚にエサが見えるように竿を投げる
- 釣った魚は調理してもらえる
- 捌いてもらって、持ち帰りも可
さいごに
千早川マス釣り場で釣りを楽しんだあとは、スーパー銭湯で匂いと汗を流して帰るのはいかがでしょうか。
車で30分ほどのところに、「延羽の湯 羽曳野店」があります。
リラックススペースやサウナなど施設の充実度がかなり高いにも関わらず、1,000円程度で利用できるコスパのいいスーパー銭湯です。
ソフトクリームが美味しいので、ぜひ食べてみてください🍦
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
この記事が少しでも、みなさんの参考になれば幸いです。